アーカイブ

Archive for the ‘foods’ Category

買い手がいるから値が付く と言う当たり前の話

2011/05/16 コメントは受け付けていません

ん~~・・・・調査は良いと思うのですが
例えば、この調査で「放射線量の問題が無いですよ」と検査結果が出たとしても
海と言うのは「流水」「流動」ですから・・・・
一時的な「問題無い」が 持続的にそうか?と言われれば
そうではないのは当たり前の話

さて・・・・そういう危うい魚を誰が買うのか?
買い手がいなければ、魚がどれだけ獲れても値がつかず無駄にしかならない

今日の魚は風評かも知れない
しかし、
明日の魚は実害かも知れない。

解ってないのが不思議なんだけど・・・
311以前の状況を取り戻そうとしても意味が無い
もう、以前とは何もかもが違う
汚染物質は掃除をしたからもう平気と言うレベルじゃない化け物
平気と言うよりは「兵器」だ

もう、全てが変わってしまった という事実を受け入れないと
「福島は放射性物質の食品をばら撒こうとしているとんでもない所だ」と評価される
これは当然の評価
違うと言うのなら、
「例えば、別の国で同じ事故が起きた時の自分の対応を考えてみればいい」
どうでしょうか?買いますか?その国の製品や食料。。
食料なら私は絶対に買わない。
間違っても買わない。

立場を置き換えれば簡単に想像できる事なのですが・・・・何故解らない・・・
被害者ではある、しかしこれ以上被害者を増やしてどうする?

当然、利益は大事ですよ
なので、損失分はきっちりと東京電力に払ってもらえばいい
声を大にしてふざけるな!と叫んでいい。

けど、今
無理に、無駄に 福島の食品は安全だ安全だと声を張り上げても 買い手が付かない。
値が付かなければ、無いも同じ。
311以前の漁や農耕にすがり付いても 意味が無い。
もう以前とは全然別の土地になっていることを受け入れないといけない。

スタートするなら、そこからスタートしないと
そして場合によっては、
受け継いだ土地を捨てて、新たな場所に活路を求めないといけない。

放射能と言う化け物は、これまでの汚染とは訳が違う。
見えないからって、そこに無いわけじゃない。
今の福島なら、それは自分のすぐ側にいる。。。

安全な食品とは何か?